yogaと食|精進料理2

はじめに

精進料理は日本で発展したお寺の食事

最近では日本食のうちの一種としてお寺以外でも食べれるんだとか。

仏教もヨガもインド生まれ

共通点は大変多いです。

有名なヨーガ・スートラは仏教用語がゴロゴロ。

また、ハタヨガは密教(タントラ)の思想をもっていますから

より仏教への理解が必要に感じられます。

そんなわけで、ヨガを学ぶ私ですが

精進料理を学び始めたそんなこの頃〜

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精進料理の本を読み進めています。

永平寺の食事についてのお話、道元法師のお話

典座の心得、食と修行

とても興味深いです。


”頂く命を余すことなく頂く”

”どの料理を食べる際にも、等しい気持ちで”

心に響きます。


食材はどれも命。命は平等に。

米を食すときも、汁を食すときも、野菜を食すときも

命の重みに違いはないのだから、同じ気持ちでいただきなさい。


今までに考えたことがありませんでした。

私の今までの思考だと

食卓にはメインとサイドがあって、メインに向かって食べ進めます。

意識の中に必ず脇役が登場し、脇役は知らずと軽んじられていました。


「そうか、命の重み。」


命を丁重に扱う永平寺では米一粒も無駄にしない教えがあるそうです。

シンクに落ちても洗って使えるように

料理はまず、シンク掃除から


そう、ヨガでいうシャウチャーからはじまる。

nittatomoka

新田友果 yoga & ものづくり